産後のむくみ

    目次(Contents)

    産後のむくみでお悩みの方へ

    産後のむくみは、産後のマイナートラブルの中でも、とても多い症状のひとつです。中でもむくみを感じる部位で特に多いと言われているのは、『足のむくみ』です。

    足の甲までパンパン

    産後のむくみで、象の足になった

    という話をよく聞きます。
    また、むくみは足だけでなく、手や指・顔に現れる方もいます。

    当院では、“産後のむくみにはケアが必要である”と考えています。ですが、この“産後のむくみ”を軽く考えている産後の女性が非常に多くいらっしゃいます。
    むくみとは、医学的には“浮腫”と呼ばれる症状です。



    浮腫とは、皮膚の下にある皮下組織の部分に、余分な水分が溜まっている状態のことを言います。
    重力の関係で、水分が下へ移動する為、二足歩行である人間は、下肢(足)がむくみ事が多いです。
    特に、膝から下の下腿(スネ)~足部に、よく出ると言われています。

    産後のむくみの原因

    “産後のむくみ”の原因は主に、

    • 水分バランスの乱れ
    • ホルモンバランスの乱れ
    • 骨盤内のリンパ損傷
    • 疲労 (休息・睡眠不足)
    • 姿勢の不良 (歪み)

    と言われています。
    当院では、姿勢不良に対してアプローチをし、施術を行います。
    詳しくは、当院の産後むくみの施術でご確認下さい。

    体内の水分バランスの乱れ

    妊娠中は、母体の血液量が約1.5倍に増えると言われています。(羊水などの影響) 
    それが、出産によって羊水・血液が多量に体外に出てしまい、ママさんの体の水分バランスが乱れます。
    また、授乳しているママさんは、体の水分を赤ちゃんに与えてしまう為、さらに水分バランスが乱れます。

    体は、その乱れた水分バランスを整えようと、“体内に水分を溜めこもう”とします。
    これが、むくみの原因のひとつと考えられています。

    ホルモンバランスの乱れ

    出産後、妊娠中に出ていた女性ホルモン『エストロゲン・プロゲステロン』というホルモンが急激に低下します。このホルモンバランスの変化も、“産後のむくみ”に影響していると言われています。

    骨盤内のリンパ損傷

    出産をする際、産道(赤ちゃんの通り道)を降りてくる赤ちゃんは、骨盤にあるリンパを圧迫しながら下がってきます。(鼠経リンパ節など) 赤ちゃんの頭の大きさ(頭囲)は、平均で約33㎝と、とても大きくリンパへのダメージは少なくありません。また「分娩時間が長い」、「赤ちゃんの頭が大きい」などの場合も、ダメージが大きくなると言われています。

    疲労(休息・睡眠不足)

    産後は、頻回の授乳、オムツ替え、沐浴(もくよく)、寝かしつけの抱っこなど、
    『重労働が、週休0日(毎日)』で待っています。この重労働で特に問題となるのが、

    産後のボロボロな体で、重労働してる

    という点です。これに関して個人的には

    手術後リハビリせずに、重労働してる

    に近い状態ではないか?と考えています。
    これは、現代の医療の常識から考えても、あり得ないことだと思います。

    じゃあ休めばいいじゃん

    というご意見もあるかと思いますが、、、
    休めません!てか、休むと後がひどい!(家事・仕事が溜まる)
    というのが現実だと思います。
    休みたいけど、自分がしなきゃいけない。
    でもカラダがしんどい。
    でも、やるしかない、、、

    こんな状態では産後のママさんがどんどん体調を崩してしまいます。だから当院では、

    産後のケアは全てのママさんに必須

    という考えております。

    この産後の重労働。どれもツライのですが、特に夜間の授乳は身体的・精神的なストレスがとても大きいと言われています。この、

    休むべき時に休めない

    というストレスは、体の正常な代謝機能を狂わせる原因にもなります。休息不足・睡眠不足は、“足のむくみ”だけでなく、他の産後のマイナートラブルの原因にもなります。なので、休息不足・睡眠不足のフォローはとても重要だとパートナーの方にも認識して頂きたいです。

    姿勢不良

    産後のママさんは、授乳・抱っこ・オムツ交換など、ツライ姿勢での育児がたくさんあります。
    特に椅子やソファでの授乳、立ってする抱っこなど、足を下にしている時間が増えてくると、重力の影響で水分は足に溜まりやすくなります。

    また、産後のケアを行っていない体は、
    『リハビリしてない、正しく機能してないカラダ』
     であり、痛みやむくみ、強い疲労感などの症状が起こりやすいと考えられています。
    つまり

    STEP
    筋肉の機能が低下

    体が重く調子が悪くても、家事・育児のお休みはありません。
    いつも通りに動いているママさんが大半です。

    STEP
    血流・リンパの流れが悪くなる

    血管・リンパ管も筋肉などの組織の近くを走っています。
    筋肉の機能が低下すると、血管やリンパ管にも悪影響が出ます

    STEP
    むくみが起こる

    血液・リンパの循環が正常に行われなくなると、むくみが発生しやすくなります。

    というふうに進行してしまいます。
    『正しい産後ケア』をすることで、産後のママの体の動きは変わります
    体が正しく機能し、効率よく動けるようになることで、疲労(休息不足・睡眠不足)、姿勢不良の状態を少しでも良くする。産後ママさんには、そういったフォローが必要であると考えています。

    むくんでいるが、産後ケアしてない方へ

    産後のカラダを、元に戻して、むくみを改善させていく整体です↓

    産後のむくみ対策

    産後のむくみ対策として一般的によく行われているものは、

    • 着圧ソックスを履く
    • 塩分の取り過ぎに注意
    • 休息をとる
    • 水分を正しく摂る
    • 筋肉を整える

    があると言われています。
    下記で、それぞれを詳しくご説明します。

    着圧ソックスを履く

    むくみが気になる方が、最初にする対策で多いものが着圧ソックスです。着圧ソックスで症状が改善する方もたくさんおり、まずは試してみる。という考えも良いと思います。ですが、いくつか注意してもらいたい点があります。

    • 着圧ソックスを履き続ける必要がある
    • 種類が多く、どれが良いか分からない
    • 丁度良いサイズがない (分からない)

    むくみの症状は、その日によっても変化します。一日の中の、姿勢や動き方、気温や服装などでも影響すると言われています。そんな中、自分に合わない着圧ソックスを選んでしまうと、

    むくみが酷いすぎて履くと痛い

    履いている時だけ楽だけど、むくみが治らない

    履いてもあまり効果を感じない

    というお話をよく聞きます。
    着圧ソックスも全く効果がないわけではありません。
    ですが、むくみの原因にもよりますが、根本的に改善を目指すのであれば、足の筋機能を高める必要もあると考えています。(筋トレをする。というワケではありません)


    もしも、着圧ソックスが合わないと感じたら、『せっかく買ったし…』と考えて無理に使うのは控えて下さい。そして、自分の体を変える為に、少しずつ産後ケアをする事をおススメします。

    塩分の取り過ぎに注意

    塩分を取り過ぎる事で、むくみが出やすくなります。(細胞から水分が脱水される作用で) また同じ塩分でも、天然の塩と精製した塩では、含まれている成分にも差があります。天然の塩には、『マグネシウム・カリウム』といった細胞の脱水作用を防ぐ成分が含まれています。

    天然の塩に変えてみる

    というのも、ひとつのアプローチだと思います。

    他にも、体の余分な塩分を体外に排出する、『カリウム』を摂るのも良いと言われています。カリウムを多く含む食材は、

    • キウイ
    • バナナ
    • ブロッコリー
    • ほうれん草

    などがあります。自分にとって食べやすいものを、少しずつこまめに摂っていきましょう。※たくさん食べれば、すぐに治るというものではありません。

    休息をとる

    産後は、ボロボロな状態の体にいつも以上に、大きな負荷がかかります。おむつ替え、数時間置きの授乳、寝かしつけ、沐浴(入浴)などなど。当然、赤ちゃんは自分では動けないので、その都度、抱き上げる必要があります。いくら、体重が軽い赤ちゃんとは言え、何度も繰り返し抱き上げるのは、産後の女性にとっては重労働です(パパでもしんどいです)

    すっごく疲れたな

    また足がだるくなってきた

    と感じたら積極的に休息をとってください。
    足をクッションやソファーの上に乗せて寝ると、足に溜まった水分が心臓の方へ戻りやすくなるので、むくみの解消につながります(異変を感じたら体勢を変えて下さい)

    水分を正しくとる

    原因から考えれば分かるように体は、『水分を補おうとして、むくんでいる』場合もあるです。
    その状態からさらに水分を摂らないと、体は『もっと水分を補おう』とします
    それだけでなく、水分不足により膀胱や腎臓などに負荷がかかり、症状が悪化してしまう場合もあります。

    無理な水分の制限はせず、正しく水分補給して下さい。
    ※とにかくたくさん水分を摂れば良い。という事ではありませんので、ご注意下さい

    筋肉を整える

    産後のケアなどを行い、下腿(足)の筋肉の機能を戻すことで、『産後のむくみを改善』していきます。
    詳しくは、次項の、“当院の産後むくみケア”でご確認下さい。

    当院の産後むくみケア

    当院では、

    筋肉を整え、動けるカラダをつくる
    良い姿勢で、動けるカラダをつくる

     という事をメインにしてケアを行います。
    イメージは、「産後でボロボロな体を、元の状態へ戻す為のリハビリ」という感じです。

    産後の女性は、体幹(インナーユニット)の機能が落ちている方が非常に多く、それにより全身の筋肉が正しく使えていない事が多々あります。産後のむくみに関して、リンパを流すマッサージをする方法もありますが、それでは根本的な解決にはなりません。

    『体が正しく使えるよう、元に戻す産後ケア』は必須だと考えています。

    《産後ケアによるむくみ改善》

    STEP
    産後のケアをする(リハビリ)

    いきなりトレーニングはしません。
    まずは、産後の体で使えていない場所をしっかりと使えるように、産後ケアで整えていきます。

    STEP
    産後の状態から体が戻る

    産後ケアを行う事で、効率よく筋肉が使えるようになります。

    STEP
    筋肉・姿勢が整う

    筋肉が整うと、姿勢にも変化がでてきます。

    STEP
    足の筋肉が働き循環が良くなる

    姿勢が整い、筋肉の機能が高まると、体循環に良い影響がでます。
    それにより、血流やリンパなどの循環もよくなります。

    STEP
    徐々にむくみが改善していく

    体の中の水分の循環系が上手く機能する事で、むくみが少しずつ改善してきます。
    このように筋肉や姿勢を整えてあげる事で、マッサージのような“その場だけむくみが改善”という事が起こりにくいと言われています。

    ※むくみの対策として、エクササイズなども併用しアプローチしていきます。
    また、全ての足のむくみが、“足の筋肉を整えるだけで改善する”ということではありません。
    ですが、足の筋肉を整える事は、むくみ予防の点からも有効であると言われています。

    むくんでいるが、産後ケアしてない方へ

    産後のカラダを、元に戻して、むくみを改善させていく整体です↓

    むくみの簡単チェック法

    STEP
    足の骨の上を指で10秒押す

    スネの骨の上(固い骨の部分)を指の腹で10秒間押し続けます。

    STEP
    指を離す

    指の腹で押さえていた部分を離します。

    STEP
    5秒以上、指の跡が残れば『むくみ有り』

    凹んだような指の跡が、5秒以上残った場合は、むくみがある可能性が高いと言えます。

    その他の簡単チェックとしては、

    • 足の甲の骨が見えない
    • アキレス腱がくっきり見えない

    などの症状が出る場合もあります。
    産後のむくみが気になる方は一度確認してみて下さい。

    産後のむくみはよくある症状であり、それゆえに軽く見られがちです。
    『むくみぐらい、放っておこう』となると普段の生活でも徐々に支障が出てきてしまいます。
    『たかが、むくみ。されど、むくみ』です。
    まずは解決に向けて施術(ケア)をしていく事が大切です。
    分からない事などありましたら、お気軽にLINEにてご相談下さい。

    こんな風に予約されています

    ご予約の際は、こんな感じでお話される方が多いです

    初めてなんですが、ホームページで『産後の骨盤整体・マタニティ整体』を見てお願いしたいと思って電話 (LINE) しました

    その際、

    ① 誰と来ますか (1人 or 赤ちゃんと一緒)

    ※ベビーベッドの対応がありますので、月齢・つかまり立ちが出来るか?なども教えてください。

    ② 痛みや不安などの今の症状

    を簡単に教えて頂けると、スムーズに予約をお取りできます

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